2012/05/18

オペラント条件づけ殺人事件? 新・おみやさんにラットのスキナー箱登場!?

Story_top01

夕べ帰宅してテレビをつけたら、いきなり渡瀬恒彦がふっくんに「あなた学習心理学を勉強されていましたよねぇ」と詰め寄っている。

なになにナニ?と見入ったら、オペラント条件づけの解説(動物や子どもの学習と定義されていた!)はでてくるわ、スキナー箱
でラットがうろうろしているわ(実写)、終いには、オペラント条件づけを使って子どもたちに人を殺させたことをふっくんが認めるわと、もう、ぶっとび支離滅裂(大笑い)。え、たんなる躾じゃん。

すぐに終わってしまったので録画もできず、家事やっててエンドロールも見られなかったので、いったいどんな心理の専門家がこんな脚本を監修したのかという、一番の興味が満たされなかったです。

新・おみやさん』というテレ朝のドラマです。

誰か録画していたら教えて下さい。



02:44 午後 雑記 |

2012/05/12

はるがきた:やんちゃな小犬の子育日記(その2)

Th_img_0360
(うちに来る前のはるとはるのお姉ちゃん。同胞って双子のことだろうに、なんでこんなに別犬みたいなんだろうと思っていたら、犬の場合、同じときに生まれた兄弟姉妹で顔が全然違うことはよくあることだそうです)

 はるをもらいうけることに決めましたが、2月には長期出張があり、それが終わってからでないと、家の中を整理して、犬と暮らせる環境をつくれません。電気のコードを噛んだり、大事な書類や本をひっくり返したり、犬に悪気はないけども、飼い主にとっては困りものになる行動は、最初からその機会を与えないことが肝心のはず。だから、部屋の中を整理することで、問題行動が生じて、強化されてしまう機会をできるだけ減らしておこうと考えました。

 そこで部屋のプチリフォームを開始。本やステレオを置いていた低いラックを、扉を閉められる頑丈なキャビネットに換えました。居間でたっぷり遊べるように、巨大な座卓(10人くらいでホムパできるやつ)も、巨大なソファ(hide-a-bedタイプでセミダブルベッドに早変わりするやつ)も、和紙を使った間接照明も、引き取ってくれる人を探して処分しました。

 ちょうど年末に『人生がときめく片づけの魔法』(近藤麻理恵)を読み、いらない服や本や写真や引出物などの「全捨」をやっていたので、その波にものって(行動的慣性?)、どんどん捨て、どんどんあげました(こんまり先生によると不用品を人にあげるのはNGなのですが、はるが来る前は立派な要品だったのでヨシとしました)。いずれにしても、喜んで引き取ってくれた人たちに感謝です。

 そして山本央子先生からアドバイスをいただき、居間にサークル(2畳くらい)を設置しました。サークルの下には防水のシートを敷き、サークル内にはクレートをこしらえました。

 この頃、私の頭の中は、「クレート」、「ケージ」、「ハウス」、「サークル」、「カドラー」など、慣れない専門用語が飛び交い、混乱していました。本を何冊も読みましたが、どこにも「クレート」や「サークル」の定義が書いてありません。ある本で「クレート」と命名されているものが別の本だと「ケージ」だったり、「ハウス」だったりします。そもそも「ご飯」とか「餌」だと思っていたものが「フード」と呼ばれていることも知らなかったし。

 居間のプチリフォームも完了し、キッチンに入って行かないように赤ちゃん用のゲートもつけ(これはすぐに失敗だったことが判明します)、電源コード類も片付け、コングやビターアップルなど、そのときにはまだ正体不明で言われるがままAmazonで注文していた数々のアイテムもそろい、2月中旬頃にようやく“お輿入れ”準備が完了したのでした。

 これを片付けて、

Before

 こんな感じに(右奥のクレートはこの後毛布で覆いました)。

After

(そのうち別記事で取り上げるかも。面白本&メソッドです)
 ↓   ↓   ↓

人生がときめく片づけの魔法 人生がときめく片づけの魔法
近藤 麻理恵

サンマーク出版  2010-12-27
売り上げランキング : 80

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

09:00 午前 犬と私 |

2012/05/11

Excel 2011 の既知の問題: 複数のオブジェクトを選択できない!(え〜、それって「既知の問題」じゃねだろ)

MacのExcel 2011で多層ベースライン法を使った実験のデータをグラフ作成していたら、どんづまりに。

3つの折れ線グラフを縦に並べ、介入開始線を縦断して引き、縦軸の軸名をひとつ代表としてつけ、縦軸の0点が横軸よりも上にくるようにしたぶんのマイナスの横軸を白塗りの四角で隠し、等々と、図形やテキスト(オブジェクト)を複数追加していき、最後に一つにまとめてグループ化しようとしたけど、どこをどう探しても、図形描画モードに切り替えるアイコンが見つからない。図形描画モードつうのは、カーソルが十字架ではなく矢印になるモードで、これだと該当する場所をドラッグすればそこに含まれる全てのオブジェクトが選択される便利機能。

ネットで検索したら、ナント、この機能が“廃止”になったことが判明した()。シフトキーを押しながらクリックしていけば複数のオブジェクトが選べるが、オブジェクトを下の方のレイヤーに配置させていたりすると、もう選べない。12個あるオブジェクトの11個めを選択したあたりで気を抜いて選択解除になったりもする(イライラ)。

Microsoftの公式ページには、この問題が「Excel 2011 の既知の問題」として紹介されている。

意識的に(まさか「無意識的に」?)これまであった機能をはずしておいて、それを「既知の問題」と呼ぶとはさすがMicrosoftである。

天敵、強敵。

02:22 午後 情報技術 |

2012/05/06

はるがきた:やんちゃな小犬の子育日記(その1)

Th_img_1149

 はるは東関東大震災の後、2011年の6月某日、福島第一原発から20km圏内の非難地域で生まれました。

 お母さんとお姉さん、同胞の姉妹と一緒に4匹で発見されたそうです。

 見つけてくれたのは広島からやってきた「みなしご救援隊」というNPOの方々です。

 そして、はるは、那須塩原にあるシェルターに保護されました。

 シェルターにはたくさんの犬、猫、それに亀やポニーまでが、一緒に暮らしていました。

 そこにやってきたのが、那須塩原でAFC(アニマル・ファンスィアーズ・クラブ)という、犬のしつけや競技訓練をする施設を運営している佐良直美先生です。

 佐良先生は広大な敷地に、何十頭もの犬や猫と一緒に暮らしています。元々、犬や猫が大好きで、歌手や女優として大活躍していらしたときから、野良犬や野良猫を保護し、これまでに飼った犬や猫は500匹以上だそうです。

 佐良先生は、はるを見て「この子はいい」と、一目で気に入ったそうです。シェルターで何十頭もの犬がわんわん吠えている中、はるは静かに佇んでいたそうです。それでも手を伸ばすと、少し警戒しながらも寄って来て、佐良先生の手の中に入ってきたそうです。

 ちょうどAFCで犬の訓練競技のワークショップのお仕事をされていた山本央子先生もはるを見に行ってくれました。山本先生は家庭で犬と人が一緒に幸せに暮らせるように助ける仕事をされている先生です。アニマルセラピーに適した犬を見分ける“適性評価”という仕事をされている専門家でもあります。

 その山本先生も、はるを見て「こんな子はなかなかいない」と思ったそうです。

 佐良先生とは昨年の12月にお会いしていて、「犬が飼いたいんですよ」とお話していました。佐良先生は「仕事もお忙しいでしょうし、一人暮らしなら犬より猫の方がいいですよ」とか「犬を飼うなら犬を世話してくれるお嫁さんをもらいなさい」と、冗談のような本気のような事を言われます。

 そんなことをおっしゃいながらも、ほとんど初対面の私のために、名古屋までマイカーをご自分で運転されて、シェルターに保護されていた犬を一頭、連れてきてくれていました。

 でも、その犬はけっこう吠えることがわかり、高齢でもあり、都内のマンションで一人暮らしという、私の生活状況にはどうもあわないだろうということになり、またいつかご縁があれば、ということになっていたのです。

 そんなこともあって、佐良先生がはるを見つけたときには、これはぜひにと、山本先生と杉山尚子先生を通じて、私に声をかけて下さいました。他にもすでに何人か、はるを欲しがる人もいたそうです。同胞のお姉ちゃんも人気で、はるより一足先に引き取られて行きました。

 実は、犬を飼いたいなぁとはずっと前から考えていました。子ども頃に飼っていたマルチーズは、中学生のときに家から脱走し、行方不明になってしまいました。辛く、悲しい想い出です。

 今から考えると、ルナという名前のあの子には何もしてあげられませんでした。トイレのしつけもできなかったし、散歩もリードで引きずり回すような状態でした。

 また同じことになるのは嫌だなという気持ちと、今度は色々と犬のことやしつけのことを勉強して、散歩の仕方も練習して、犬と楽しく暮らしたいなという気持ちと、ただでさえ忙しい毎日を過ごす自分に一つの命を預かることなんて本当にできるかどうかという気持ちとがいったりきたりして、1年間くらいずっと考え続けました。

 はるがうちにくる前の数ヶ月間は、杉山先生に教えていただいた里親募集のサイトを毎日のように見て、こんな子がうちに来たら、どんな生活になるんだろうと、思い浮かべていました。

 はるをもらいうける決心をしたのは1月末です。佐良先生と山本先生がそこまで薦めて下さるのであれば、これはきっと間違いなくいい犬に違いないと、はると暮らすことに決めました。

10:59 午前 犬と私 |

2012/04/23

【資料】 基礎学力を向上するディレクトインストラクション

[WorkItOut!!からの引越し案内]

ディレクトインストラクションは、オレゴン大学のEngelmann教授が中心となって、1960年代より開発・改善を進めてきた教育方法です。基礎学力 (読み・書き・計算)の確実な習得に焦点をおき、その効果は、米国の教育省が行ったプロジェクト・フォロースルーという比較実験でも確認されています。現 在では、幼稚園から中学(K-12)向けの教材が商品化され、SRAという教材会社から販売されています。ここでは、日本ではまだあまり知られていない ディレクトインストラクションについて、簡単にご紹介します。

続きはこちらから。

07:40 午前 Work It Out! 行動分析学で問題解決 |

2012/04/04

『行動分析学研究アンソロジー2010』 論文集ですが、読み応えのあるコメントも満載です。

今から10年前に(a decade agoだ)作成し、今でもなぜか以前の所属大学のサーバーで公開されている「日本語で学べる行動分析学の図書」。この記事にも書いたように、今ではAmazonで「行動分析」や「ABA」と検索すれば、新しい本が山のようにヒットするようになりました。自分が学部生だった頃は、日本語で読める行動分析学の本はほんの数冊しかなかったことと比べると段違いです。

『行動分析学研究アンソロジー2010』は日本行動分析学会の機関誌に掲載された学術論文を分野・領域ごとにセレクトした論文集です。そして各論文について、この本が出版された時点で執筆されたコメントが掲載されています。なので、昔の論文についても、現在その研究がどのような意味をもっているか、その後の研究がどのように展開しているかなどについて情報を得ることができます。

大学や大学院で行動分析学を学ぶ人たちを念頭に出版された本ではありますが、行動分析学の強みは研究と実践が一体化しているところにあります。初学者向けの本を一通り読み、もっと勉強してみたいと思っている方々にはぜひともチャレンジしていただきたいと思います。

Amazonでみると、なんとなく薄っぺらそうな装丁ですが、307ページもある、比較的厚めの本です。21の論文とコメントが掲載されています。

 

行動分析学研究アンソロジー2010 行動分析学研究アンソロジー2010
日本行動分析学会

星和書店  2011-02-25
売り上げランキング : 49235

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

10:49 午前 日本語で読める行動分析学 |

2012/04/02

勉強が楽しく続く Studynote

Studynote_3

以前にもご紹介した“夢をかなえる学習支援システム:スタログ”が、SNSとして完全リニューアルされました。

これまでスタログを活用して下さったユーザーの皆さまからの声を最大限に活かして、数々のバージョンアップがなされています(「学び手は常に正しい」ですね)。そして、“みんなで勉強する”というソーシャルな随伴性が組み込まれました。もちろん、FacebookやTwitterなどとも連携できます。

ソーシャルな随伴性というのは、同じ目標に向かって勉強している人たちの進み具合をみて奮起したり、「いいね!」をもらって励まされたりすることもあれば(確立操作や好子出現による強化モドキ)、どんな教科書や問題集があるのか、どんな勉強方法がいいのか、心が折れそうになったときどうすればいいのか等々、色々なハウツーが共有されていくということでもあります(オペランダムやルールやモデリングなどなど)。

クラウドスタディの廣瀬社長はこうした情報システムを使えば教育格差の解消につながるという信念をもって起業されました。私もその信念に100%同意し、だから応援しています。

今年度から、うちの博士ゼミは社会人の大学院生が3人になりました。それぞれ忙しく仕事をしながら研究を進め、博士論文を書いています。職場も日本各地(?)に散らばっているので、顔をあわせて話し合う時間をとるのはかなり難しく、ぜひこのStudynoteを使ってみようと考えています。

そのうち研修もこれでやってみようかな(パフォーマンスマネジメントの研修 IN Studynoteとか)。

というわけで、以下、自分なりのキャッチコピーを考えてみました。

勉強ってそもそも楽しいことなの? そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。だけど、勉強を続けられるかどうかは、楽しいかどうかとは関係ないかもね。

夢という目標と、一緒に進む仲間がいれば、きっと続けられる。必要なのは随伴性に飛び込むことだけ。


字余り? (^^)

05:28 午後 インストラクショナルデザイン, 教育, 行動分析学 |

2012/04/01

お知らせ:「こころと教育」公開講座 『幸せに生きる力をのばすライフスキル教育』

Photo

 このたび法政大学大学院人文科学研究科心理学専攻では、近隣の学校でご活躍されている教員の方々に向け、標記の公開講座を開催することにいたしました。

 近年、睡眠や食生活の乱れ、学力や運動能力、対人関係能力、危機管理能力の低下など、子どもたちのライフスキルの低下が指摘されています。幸せに生きるための基礎力をつけさせることが、現代の学校教育に期待されていると言っても過言ではないでしょう。本講座では、認知心理学、発達心理学、言語心理学、精神医学、行動分析学、運動生理学などの諸研究をご紹介し、学校や家庭、地域で取り組むことができる教育プログラムをご提案します。最新の研究成果を、授業や生活指導に取り入れていきたいと考えておられる小中高、特別支援学校の先生方の参加をお待ちしております。

 

日 時:2012年4月15日(日)13:30-17:00
会 場:法政大学市ケ谷キャンパス  富士見坂校舎F-309教室
     http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html

参加費:無料(定員先着70名)

 *webにて予約状況をご確認の上、メールにてお申し込み下さい。定員に達し次第、申込みを終了します。

*本講座のポスターはここからダウンロードできます。

02:24 午後 教育 |

2012/03/27

卒業/修了おめでとう! & Thank you for everything.

Graduation2011_2

 今年もゼミ生たちが卒業/修了し、社会へと旅立っていきました。

 ゼミというのは不思議なもので、教えようとしていること、教えられることには毎年そんなに違いがなくても、それがどのくらい楽しめるかどうかは、その年々のメンバーや、相性や、その他諸変数によって大きく変わってきます。

 過去2年間はこれまでに経験したことがないノリの良さで、ゼミがある曜日に大学に行くのが楽しくて仕方ないという、教師冥利につきる日々でした。

 最後には全編22分のハードボイルド恋愛映画『行動分析屋高橋雅人』(島宗ゼミ門下生で行動分析学を活かした人助け屋を営む男が依頼人の彼女を怪しげな宗教から救う物語)までサプライズプレゼントとして頂きました。感激。

Masatotakahashi

 また皆で集ろうな。今度は大塚先生も一緒にね(ごめん、Photoshopとか使えないので、とてもラフな合成写真となりました(笑)。

 

 

11:57 午前 雑記 |

2012/03/01

ようやくでました。 日本経済新聞 for iPad

Img_function_ipad_01

待ってました。

これまで、新聞紙とiPadの両方をテーブルにおき、朝食をとりながら、どちらのメディアをより読むようになるか、自らの行動を並立随伴性にさらしながら観察してきました。その結果、紙面版に軍配が上がってました。

web版はページの作りが複雑過ぎてどこを読めばいいのかわからないし(「次」の記事の弁別刺激が不明確)、リンクだらけでどんどん「朝刊」から離れてしまうし、関連記事を読んだ後に、元の記事に戻る操作に手間がかかって、結局、「朝刊」をすべて読んだということがわからなくなるような作りでした。

おそらく朝刊というのは、ぱらぱらめくりながら、いくつかのキーワードに反応し、いくつかのイントラバーバルを自発して、今日(昨日)一日のまとまりを「読み終える」こと(一面から社会面までめくり終わること)が重要なのではないでしょうか。

iPhone版の日経アプリはこの点では優れていて、記事をひろって読んでいくだけで朝刊を読み終えることができます。ただし、画面が小さく、文字も小さく、毎朝、リラックスした時間に読むような感じではない。出張先や電車での移動中ならともかく。

どのような形式のアプリになるか楽しみにしていたのですが、産經新聞と同じく、紙面イメージをそのまま読ませる形式で登場しました。

さっそく夕刊を読んでみましたが、私の旧型iPadでももたもた感はなく、読みやすい。全ページを一括してダウンロードしておけるようなので、地下鉄にも持ち込めそうです。

新たな戦いがスタートしますが、もしかすると、毎朝、エレベータで1Fまで降りて新聞をとってくること、保存しておく場所、たまったらしばって捨てることの行動コストが勝負を決める変数になるかもしれません。な予感。

04:08 午後 情報技術 |