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2009/04/01

コメントとトラックバックと匿名性について

このブログではトラックバックはつけられないように設定してあります。ブログを開設して足かけ5年になりますが、99.999%がスパムで、そこから0.001%を救い出すのはあまりにたいへんだからです。

このブログではコメントもつけられないように設定してあります。コメントもスパムが圧倒的に多いからです。記事へのご感想やご意見など、納得したり、勉強になったり、心暖まるメッセージもあるのですが、これらをスパムの山から探し出す時間をとるのは至難の技です。

それからもう一つ。私はこのブログを一方通行のメディアとみなしています。双方向のコミュニケーションは、大学の授業やゼミ、一般向けのセミナーや公開講座、学会や研究会など、お互いに顔と顔が見える場面で楽しみたいと考えています。

ブログの記事を読まれた方から「コメントが書込めないので」とわざわざメールをいただくこともありますが、匿名のメールには返信しないことにしています。

以前はネットを使った匿名のコミュニケーションも有効であると思い、重視していましたが方針転換しました。ネットにはびこる匿名性は言語行動の随伴性を大きく変えました。それがうまく機能する状況もあるでしょうが(たとえば正義の言語行動がそのままだと弱化される危険が大きい状況で告発行動を自発させるための手段としてなど)、全体としてはマイナス面が目立つようになってきたように感じています(ネットを使ったいじめはもちろんのこと、ネットの匿名環境で強化されたような言語行動が対面場面でも自発されるようになってはいないでしょうか)。

だからといって「ネットの匿名性反対!」といった狼煙をあげようとしているわけではありません。このブログではコメントやトラックバックを受け付けていこと、ブログの記事などに関する個人的な匿名メールには返信していないことの理由としてご理解下さい。

島宗 理

11:43 午前 雑記 |